2006年 07月 16日 ( 1 )

第5回地域ふれあいコンサート PMFアンサンブルアカデミー演奏会 2006.7.9

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PMFアンサンブルアカデミーによる演奏会、
2002年から始まった地域ふれあいコンサートに行って来ました。

札幌市内で近代美術館や、モエレ沼公園などでのPMFアンサンブルアカデミーの演奏会が行われていますが、
このように地域が主体となって、地域の小学校の体育館を会場とし、そして昨年からはその地域の中学校の吹奏楽部も参加し、指導を受けたり、合同演奏をすると言うのは
ここだけ。これはかなりすごい、画期的なことだと思います。

私とびびは昨年から聴きに行っていますが、今年は夫も加わり、
会場となる伏古小学校へ行って来ました。

プログラムは以下の通り。

◆中学校3校、それぞれの吹奏楽部による演奏

Dominion of the Sky
Yellow Mountains (Jacob de Haan)
ジャパニーズグラフティXI 「刑事ドラマテーマ集」

◆PMFオーケストラと中学3校吹奏楽部合同演奏
「ロッキーのテーマ」

◆イアン・ボースフィールド
(ウィーンフィルハーモニー管弦楽団トロンボーン首席奏者・英国王立音楽学院教授)指揮
PMFオーケストラメンバーによる演奏

ジョブリン:イージー・ウィナーズ
ブラームス/クリース編曲:4つの小品 作品119から間奏曲ハ長調
ブラームス/クリース編曲:4つの小品 作品120から狂詩曲変ホ長調
ビゼー:カルメン組曲
ヘイゼル:三匹の猫

ほか

この日のために、一生懸命練習して来た中学校吹奏楽部がそれぞれまず演奏しました。
どの学校も本当にレウ゛ェルが高く、ソロもたくさんあって、ソリストたちが堂々と聴かせる演奏をしているのも本当に素晴らしいと思いました。
それぞれが終わる毎に、ボースフィールド教授が講評を述べて行きます。
教授はまず、どの学校も「ものすごく準備ができていて素晴らしい」と絶賛。
それから、おのおのの演奏について二、三のアドウ゛ァイスをして行きました。
「音色に温かみを与えること」、「同じ音が続く時、そのどれもけっして同じように吹かないこと」など、ご専門のトロンボーンを吹いて具体的に指導されます。
ピアノを弾く上でも、音楽をやっている全ての方にも、とても参考になることばかりでした。
中で最も教授が強調されたことは
「もっと楽しんでリラックスして演奏すること」でした。
どの学校も、どの生徒も必死で練習を積んで、やっと迎えた晴れ舞台、とてつもない緊張との闘いです。ミスしては行けない、音は出るのだろうか、などなどそう言った心配で頭がいっぱいでありましょう、それは聴く側にも痛いほどわかる気持ちでした。が、ボースフィールド教授はやはり、音楽をすると言うことはどういうことか、演奏する側が楽しんでなければ、聴く側に楽しさが伝わらないと言うことを、一番大事なことを一番強調したのです。
ああ、そうよね〜、そうでなくてはね〜、と私もびびも大いに納得。改めて音楽をすることの意味を噛み締めました。

続いてPMFオーケストラのメンバー9名の方が入場され、中学校との合同演奏です。
3校と9名が一緒に演奏するロッキーは、これはもうもう、大迫力。
教授の的確なアドウ゛ァイスのあとで、生徒さんたちも幾分?(笑)のびのびと演奏されていて、見事な合奏に。会場は割れんばかりの拍手を送りました。

その後は、PMFオーケストラによる演奏へ。
9名の方は、トランペット、テューバ、ホルン、トロンボーン、バストロンボーンと、金管のメンバーです。
金管アンサンブルは、ともするとキンキンしてうるさい?^^;と言うイメージがあったのですが、そんな私の偏った概念はすぐに崩れました。
みなさん、さすが、世界17カ国から厳しいオーディションを通って来た方ばかり。
音色が本当に自由自在なのです。!(^^)!
特に、メロディ部分を受け持つトランペットには、驚きの連続でした。
曲によって、高音部の旋律だったりするのですが、木管のクラリネットのような音色であったり、オーボエのようだったり、全くもってすごいなあ、と私はただただ、感嘆していました。

曲もバラエティに飛んでいてとっても良かったです♪
おなじみのブラームスの狂詩曲は、大好きな曲の一つなのですけれど、ピアノだと割と派手で華やか、という印象だったのが、金管アンサンブルだとすごく厳かで宗教曲のよう。
そう言った曲の印象ががらりと変わる様も実に面白かったです。
カルメン組曲はまるでドラマを観ているかのようで楽しめましたし、その他、金管楽器の効果的なミュート使いでとぼけた音色になったりするのは、周りの小さな子供たちに大いに受けたりしていました。
会場は、終始和やかでとても温かい雰囲気に包まれ、文字通り「ふれあい」の名にふさわしい演奏会でした。

このコンサートは今年で五回目を迎えました。
来年は、多分びびの小学校で行われると思います。
来年も再来年もその先も、
ずっとずっと続いて行ってほしいと思いました。
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by pianoix | 2006-07-16 09:25